ル・テスク家の殺人#4
2008年 07月 13日
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最終回です。
あちこち散らばった話をざざざっとまとめてお終いって印象。 さて、ミステリチャンネルの番組紹介ページで先ほど気付きました。 このフランス版「ポアロのクリスマス」リメイクだけど、アガサ・クリスティ原作じゃなくて原案でした。 これって、「全然違うじゃないか!」と言われたときに、言い逃れをするため「原作ではなくて原案」にした?なんて勘繰りたくなるような作品でした。 「犯人探し」より、「人間関係」に重きを置いたドラマということですね。 つまり・・ ぶっちゃけて言えばラブシーンだらけ。 ハイ、数々のカップルたち。(カッコ内はストーリーへの関連性) 1.次男の婚約者と下男(意味無し) 2.次男と家政婦(特に無し) 3.長男の妻と三男(余り無し。まぁ子供の父親が三男なのよね・・) 4.若い刑事と下男(全く意味無し、キモイ) 5.家政婦と執事(ハッピーエンドでいいんだけど・・) 6.隠し子その1の医者とニセ孫(別にくっ付いてもいいんだけどストーリーに絡まず) 7.長男夫妻(夫婦間のレイプってどうなん?) 8.次男の婚約者とレストランでナンパした行きづりの男(全く意味無し) 9.長男夫婦の娘と若い刑事(この刑事さんってゲイなのでは?) 10.メイド部屋に忍び込む若い警官?(もう乱れ過ぎ) まだあったかも。 こういうシーンがいっぱいで、肝心の犯人探しやストーリーをぶった切り! まぁ、結局あの警視が犯人ってところは「原案」通り。 でも動機がねぇ・・ぱっとしませんね。 それに、何なのさ、あの最後の最後。 死刑を逃れ脱獄って。 あのひと言を加える必要があったのか? あれが、フランス流なの? 全くわからない、意味不明。 理解の範ちゅうを超えた摩訶不思議なドラマでした。
by biwan007
| 2008-07-13 22:44
| 雑記
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